暑くなると、つい冷たい飲み物に手が伸びてしまいますよね。私自身も、アイスコーヒーや冷たいお茶を何杯も飲んでしまう日があります。でも、冷たいものの摂りすぎは、体の内側、とくに腸にじわじわと負担をかけていることも…。
なんとなく体がだるい、気分が重たい、肌の調子もイマイチ…。
そんな「ちょっとした不調」、実は“腸の冷え”が関係しているかもしれません。
「なんか不調かも…」それ、腸が冷えているサインかも?
冷たいものをたくさん摂っていると、腸が冷えて働きが鈍くなり、次のようなサインが現れることがあります。
- お腹が張っている、重たい感じがする
- 便がゆるい/または出にくい
- 朝からだるい、やる気が出ない
- イライラや気分の浮き沈みが多い
- 肌荒れや乾燥が気になる
- 眠りが浅く、夜中に目が覚めやすい
「腸」と聞くと“お腹の調子”ばかりを思い浮かべがちですが、実は心の調子や肌のご機嫌、めぐりのリズムにも深く関係しています。
不調の出方は人によってさまざまですが、ちょっと気分が落ち込む、疲れやすい、というときにも腸のケアを意識してみると、意外と調子が整ってきたりしますよ。
「冷たいもの=悪」ではないけれど
暑い時期に冷たい飲み物を飲むのは、ごく自然なこと。
無理に我慢するよりも、「冷たいものを楽しみながら、腸をいたわる工夫」をしていくのが現実的でやさしい選択だと思っています。
たとえば、
- 冷たい飲み物のあとに、常温〜ぬるめのお茶をひと口足す
- 食事が冷たい時は、温かいスープやみそ汁を添える
- 朝の1杯だけは、白湯や常温のお水にしてみる
こんなふうに、冷たくないものをちょこっと挟むだけでも、腸がほっとする感じがあるんです。
特に大切なのは、“温度差でお腹をびっくりさせない”こと。冷たいグラスの後に熱々のお味噌汁…のような極端な差は、かえってお腹に刺激になることも。手に持ったときに「ほんのり温かいな」と感じる程度の飲み物が、腸にやさしい目安です◎
冷たくないもので腸をやさしく整える
「全部を温かいものにしよう!」と頑張るより、冷たいものに“ちょい足し”するくらいのゆるさがちょうどいい。
たとえば、こんなケアがおすすめです。
- 冷たいドリンクのあとに、常温のお茶をひとくち
- 冷製サラダに、温かいお味噌汁を添える
こうしたちょっとした工夫でも、腸のご機嫌が変わってくるように感じています。
そしてもうひとつ意識したいのが、腸そのものを元気に保つための“腸活”習慣。
腸にうれしい発酵食品や酵素を上手に取り入れることで、内側からの元気を支えてくれる力になります。たとえば、朝のスムージーに甘酒やヨーグルトを加えるなどの工夫も、その一歩です。
食物繊維や発酵食品を意識して摂ったり、酵素などのサポート食品を取り入れることで、冷えに負けない“内側からの調子よさ”を目指すことができます。
毎日の食事や飲み物に、少しだけプラスしてみる。 そんな日々の「ちょいケア」におすすめなものをご紹介します。
私のおすすめ腸活アイテム(夏にぴったり)
夏にうれしい、
腸活サポートパウダー
▼野菜や果物などの素材をじっくり発酵させて、粉末状にぎゅっと凝縮。酵素だけでなく、ビタミンやミネラルなどの補酵素も一緒にとれるのがポイントです。
砂糖不使用で、甘すぎずすっきりした味わいなのも◎。水や炭酸水に溶かして飲むだけなので、毎日続けやすいのもうれしいですよね。
おいしくて手軽に摂れる、毎日の習慣にぴったりのアイテムです。
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▼レモン・マスカット・ゆず、それぞれの風味を楽しみながら、自分に合った味を見つけたい方にぴったりです◎
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「冷たすぎ」をリセットしたいときに
▼「円熟」はご存じの方も多いのではないでしょうか?その円熟のメーカーであるひかり味噌が作っている、味噌と野菜のうまみが詰まったインスタントのお味噌汁。お湯を注ぐだけで、ぬくもりと満足感のある一杯が楽しめます。
常温でもぬるめでもおいしくいただけるので、冷えすぎた時の“ちょいリセット”にもおすすめです◎
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ちょっと本格派に、ヨーグルトメーカーも
▼冷たいヨーグルトだけでなく、甘酒や発酵豆乳ヨーグルトなどの自家製発酵にも活躍するのがヨーグルトメーカー。
こちらは温度と時間を細かく設定でき、納豆や塩麹、発酵あんこなど幅広い発酵食品にも対応。ガラス容器で衛生的に使えるのも嬉しいポイントです。
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冷たいものと上手につきあう、やさしい習慣
冷たいものをやめなくても大丈夫。
でも、ちょっとした工夫で、体の内側に「やさしいひと呼吸」を届けてあげることはできるんです。
無理なく、心地よく。ごきげんな毎日のために、あなたの“腸の声”にも耳を傾けてみてくださいね。